幽霊を見る目【第305号】

IceCube Neutrino Observatory, Christopher Michel, CC BY-SA 4.0
いちです,おはようございます.
先週はノーベル賞ウィークでした.2026年のノーベル物理学賞は,米ウィスコンシン大学マディソン校のフランシス・ハルツェンに贈られました.授賞理由は「アイスキューブ・ニュートリノ観測所への決定的な貢献と,宇宙由来の高エネルギーニュートリノの発見」です.
このニュースを聞いて,浜松の人たちはきっと「またか」と顔をほころばせたと思います.アイスキューブの5,000個を超える光センサーの心臓部「光電子増倍管」をつくったのは浜松ホトニクスだからです.同社の光電子増倍管は,2002年の小柴昌俊の「カミオカンデ」,2015年の梶田隆章の「スーパーカミオカンデ」でも使われていました.
今週は,目に見えない「幽霊粒子」ニュートリノを見るための目が,どのようにつくられてきたのかをお話しします.
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《目次》
幽霊粒子ニュートリノ
光を電子に,電子を雪崩に
「25インチを作ってくれないか」
1万1千の目
南極の氷に沈めた目
次の目
今週の書籍
今週のTEDトーク
Q&A
一伍一什のはなし
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