西暦536年【第293号】
いちです,おはようございます.
暑い日が続きますね.こう暑いと,地球がもう少し寒冷化してくれないものかと思ってしまうのですが,およそ1万2千年前から現在の「完新世」では,寒冷化やそれに伴う不作と結びついた飢饉,社会不安,人口減の議論が多いのに対して「気温が上がったことそのもの」が主因の大規模な人口減は,いまのところ目立ちません.
ただしこれは過去の話で,今後の地球温暖化では熱波や干ばつなどを通じて,特定地域の人口減や移住が起き得る,とされています.
今週はそんな気候変動による危機のうち,寒冷化による危機を取り上げてみます.
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《目次》
西暦536年
火山の冬
小氷期の政治的影響
科学や芸術への影響
今週の書籍
今週のTEDトーク
Q&A
一伍一什のはなし
(Cover Photo by Jonatan Pie on Unsplash)
西暦536年
西暦536年は日本では古墳時代または大和時代にあたります.ときの天皇は宣化(せんか)天皇.皇統がどこまで遡れるかはよく議論になりますが,宣化天皇は現皇室に繋がることが確実視されている継体天皇の第2子なので,実在は間違いないようです.在位期間が3年と短かったこともあり主だった業績はないのですが,日本書紀によると
食者天下之本也.黃金萬貫,不可療飢,白玉千箱,何能救冷.
〈食者(くらいもの)は天下(あめのした)の本(もと)なり.黄金(こがね)万(よろず)貫(はかり)ありとも,飢(いいうえ)を療(いや)すべからず,白玉(しらたま)千箱(ちはこ)ありとも,何ぞ能(よ)く冷(こい)を救はむ.〉
と述べられたそうです.
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- 地球が寒冷化したときにできること
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