未来に残るアートとものづくりの秘密【第260号】
いちです,おはようございます.
ついに,ついにギザの「大エジプト博物館(GEM)」が正式オープンしました.僕は正式オープン前の部分オープン時にしかまだ行ったことがないのですが,それでも息を呑む体験でした.いや白状すると,少なりといえどものを作る人間として,ひれ伏したい気持ちになりました.もう,ラムセス2世の前で土下座したいぐらいの気持ちだったんですよ.ほんと,偉そうにもの作りを語ってごめんなさい.
大エジプト博物館のラムセス2世像(Türkiye Today)
そんな大エジプト博物館が正式オープンしたので,お時間のある方はぜひエジプト旅行をご検討ください.さすがは紀元前からの観光地だけあって(お金次第で)送迎からお土産の手配まであらゆるサービスが揃っていますから,体力に自信のある若者でなくとも,いや元若者こそ楽しめる場所です.それからぜひYouTubeチャンネル「河江肖剰の古代エジプト」もお楽しみくださいね.
さて,本号では僕がそんなエジプトに感銘を受けた結果,書いてみたいと思っていたアートとものづくりについてお届けします.
【お知らせ】「戦後80年記念講演:デンバー大学ボニー・クラーク教授が語る『アメリカの日系人収容所における日本人の抵抗・誇り・そして文化の表現』」を2025年12月13日(土)15:00-16:30,出島メッセ長崎コンベンションホール1にて開催します.参加費無料.言語は英語ですが同時通訳付きです.ぜひ事前登録をお願いします.
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(Cover Photo by Ruben Hanssen on Unsplash)
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