饅頭(まんじゅう)のお茶漬け【第229号】
いちです,おはようございます.
饅頭(まんじゅう)のお茶漬けを作ってみました.
                饅頭のお茶漬け
ああ,どうかこのメールをそっと閉じないでください.ちゃんと理由があってやってるんです.
明治から大正期にかけて活躍した日本の小説家,翻訳家,医師,ジャーナリストであった森鴎外の大好物が,饅頭のお茶漬けだったのです.森鴎外はドイツ留学で西洋医学を学び,陸軍軍医として衛生行政に貢献したばかりでなく,文学者として「舞姫」「高瀬舟」などの名作を残しています.
そんな森鴎外が,饅頭のお茶漬けという一風変わった食事を好んだのには理由があります.なお,いくら明治時代だからといって,饅頭のお茶漬けはやはり異例というか「気持ち悪い」と思われていたようです.
1884年(明治17年)から1888年(明治21年)の4年間をドイツで過ごし,帰国後も来客にドイツ料理を振る舞った森鴎外がいったいなぜ饅頭のお茶漬けを好んだのでしょうか.
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《目次》
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森鴎外(林太郎)の話
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饅頭の小話
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ふたたび森鴎外の話
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今週の書籍
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一伍一什のはなし
 
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