地球の測り方【第68号】
【140字まとめ】「シュトルーヴェの測地弧」は,ウクライナ,ロシアを含む10か国に跨がる珍しい世界遺産で,地球の大きさを測るために用いられました.この号では,古代エジプトのエラトステネスやスウェーデンのセルシウス,そしてドイツ系ロシア人シュトルーヴェが取り組んだ「地球の測り方」をご紹介します.
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いちです,おはようございます.
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ロシアのウクライナ侵攻から1週間が経過しました.食料やエネルギーはもちろんのこと,精神力も有限です.1日も早くロシアが侵攻を諦めることを願うと共に,少しでも国際的な圧力になればと,現地キエフ・インディペンデント(Kyiv Independent)紙の情報などをツイッターで紹介したりもしています.よろしかったら僕のアカウント @kanaya もフォローしてみて下さいね.
さて,今週はウクライナ,ロシアを含む10か国に跨がる世界遺産「シュトルーヴェの測地弧」のストーリーをお届け致します.この世界遺産は,激動の18世紀に地球の大きさを測ろうとした天文学者たちが残したものなのです.
目次
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ベータ(No.2)と呼ばれた学者エラトステネスが測った地球の大きさ
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地球はどのぐらい丸いの?
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天文学者シュトルーヴェの貢献
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その後の「測地弧」
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おすすめ書籍:紛争でしたら八田まで
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おすすめTEDトーク:闘う男たちと悲しむ女たち-ウクライナ革命にて
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Q&A
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一伍一什のはなし
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- 地球はどのぐらい丸いの?
- 天文学者シュトルーヴェの貢献
- その後の「測地弧」
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