画狂老人卍(葛飾北斎)【第242号】
いちです,おはようございます.
「画狂老人卍(がきょうろうじんまんじ)」という「厨二病」全開な雅号を持った絵師をご存知でしょうか? 彼こそ日本を代表するアーティスト葛飾北斎です.

葛飾北斎:神奈川沖浪裏
葛飾北斎の代表作は「冨嶽三十六景(ふがくさんじゅうろっけい)」です.このシリーズは富士山を題材にした全46図からなる浮世絵版画で,江戸時代後期に制作されました.とくに有名な「神奈川沖浪裏(かながわおきなみうら)」を冒頭に掲げました.「神奈川沖浪裏」は,荒々しい大波とその奥に静かに佇む富士山を描いた構図で,世界的にももっとも有名な日本美術作品のひとつとなっています.
ところで,画狂老人卍こと葛飾北斎と交流があったと考えられるのが,僕が大尊敬する「寝惚(ねぼけ)先生」こと大田南畝(おおたなんぽ)またの名を蜀山人(しょくさんじん)です.この号でも蜀山人先生の逸話をひとつご紹介しますね.
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《目次》
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葛飾北斎,またの名を画狂老人卍
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寝惚先生とのつながり
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錦絵の技術
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画狂老人への継承
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今週の書籍
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今週のTEDトーク
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Q&A
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一伍一什のはなし
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